こんにちは、こけしです。
今回は法学部生の勉強の方法について。
高校までと大きく変わる大学では勉強法が分からないという方もいるはず。
この記事を書いている私も去年大学に入学したものの、オンライン授業とオンラインテストがほとんどで勉強法は全く分からなかったです。
しかし、2年生になり対面授業と定期試験を受けましたが単位は全て取れました。勉強法の参考になれば幸いです。
注)筆者は決していい成績ではなく言語やレポート以外は60点とれればいい、すなわち成績を気にせず単位を取る、というスタンスであることをご理解のうえお読みください。
そもそも何が出題される?
法学部の定期テストは主に2つの方式で出題されます。
論述・事例問題と穴埋め問題です。
論述・事例問題は例えれば数学の証明問題です。「この判例はこういう解釈で…」、「なぜこの解釈になるか…」、「〇条の~を理由に…」というように回答していきます。
穴埋め問題は高校時代と変わりません。法律用語だったりを覚える暗記問題です。
論述問題・事例問題
みなさんが困っているのはこちらの論述問題&事例問題だと思われます。
「外国人のAは参政権がなく……これについて述べなさい」といったような問題です。
具体的な対策法を書きました。
出題されそうな問題を重点的に勉強
過去問や授業で多く取り上げた分野から出題されるといったことがあればその分野を重点的に抑えましょう。
大学は高校の時と違い専門的なものを学ぶので全てのレジュメに目を通すのは難しいです。とてもじゃないけど覚えきれる量ではないので。
そこで重要なのが山張り。
私が受けた行政法の授業では「法治主義と行政裁量が重要」と教授がおっしゃっていたので、その分野を中心に勉強し、その中でもレジュメで占める面積が大きい判例を暗記しました。
判例を暗記する際に覚えることは、
- 条文の大まかな内容と条文番号
- その法律が事例にどのように当てはまるか(解釈)
- 判例の大まかな流れ
です。一言一句詳細に覚えなくても大まかな内容があっていれば論述はできます。
条文と条文番号は論述の上で法律を引用しなければ書けない問題が多いので覚えましょう。条文は完璧でなくても大まかにあっていればOK。
解釈は条文を用いてこの事例ではこういう考え方をします、ということです。こちらも大まかに覚えれば問題ないです。
また、事例問題は加点式が多いです。ここが答えられれば〇点、といった形なので部分点狙いで少しずつでもいいので点を取りにいきましょう。仮に文章のレベルが拙くても抑えるべきところが書かれていれば点はもらえます。部分点狙いでいきましょう。
また、山張りといえども量は多いので覚えるのに時間がかかります。日々コツコツと覚えていかないとテスト期間に入ってからだと間に合わないです。
暗記問題
これはそのままで単語が穴埋めだったりする問題です。レジュメなり教科書なりを見て覚えるだけでOKです。
上記の行政法の試験では法治主義の説明が穴埋めでした。最低限レジュメの太字やフォントが大きい単語を覚えるようにしましょう。
暗記問題は点数を取りやすいです。判例に自身がなくてもこちらで点数を稼げるチャンスなので捨てずに覚えましょう。
情報収集
大学の試験で最も重要なのは過去問だと思っています。一回のテストの範囲が広いからです。
そこで必要なのが上記に述べた通り山を張ること。もう一つが過去問です。
友達がいる方はあらゆる手をつかって集めましょう。勉強の負担が軽くなります。
私は大学に友達がほぼいないので今回のテストで詰みかけました。危なかった……
また、わたしは履修を組むときにテストの評判を見てから履修するか決めています。楽天のみんなのキャンパスを使いましょう。
テスト勉強
「テスト期間になってから覚えよう」が難しいのが大学です。毎日少しでもいいので勉強しましょう。
私の場合は帰宅後は疲れ切って勉強する気力もないので家を出るまでの2~30分と空きコマ、18時くらいまで大学の図書館で勉強や課題をすることが多いです。帰宅後は宿題を片づけて暗記ものを寝る前に軽く目を通すくらいです。
今は高校時代ほど一日中机で勉強はしていないですが、日々の勉強のおかげで単位はとれました。それくらい積み重ねが重要です。
単位は早めに取ろう
以上が法学部生の試験勉強法です。
2年秋学期から3年前期にかけては定期試験科目が多いです。そのため1~2年前期の内にフル単を目指しすことをお勧めします。
また、2年秋からゼミ選考がはじまるところが多いです。ゼミ選考では単位取得の基準が設けられるケースが多いのでその点でも早めに取る方がいいです。
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