こんにちは、こけしです。
今回のテーマはレポート。
筆者はレポート提出が成績に反映される科目で、おおむねA評価以上を取ることができました。
コロナ禍の今、レポート科目が増えて大変だと思います。今回は筆者が実践するレポートの書き方をご紹介します。良ければ参考にしてください。
レポートの鉄則
・結論とそれに関する理由を明確にする
・文字数は守る
この二つがレポートで守る大原則です。
結論と理由
レポートでよく出題されるものとして、「~についてどう考えるか」や「~について論じなさい」というものが多いです。
この出題方法は、言い換えれば「自らの考え」を述べなさい、ということです。
しかしながら、ただ考えや意見を述べるだけでは意味がありません。しっかりとした根拠や、その考えにいたった理由が必要となります。
文字数は守る
当たり前ですが、文字数は守ってください。正直、レポートの内容がぐちゃぐちゃだとしても、文字数があっていれば落第になる確率は下がります。
どうしても文字数が足りない、という人は段落ごとにノルマを決めましょう。例えば、最初の段落は200文字、その次の段落は300文字、といった具合です。そうすると、小さい目標を意識しやすくなります。
逆に文字数が余る、という人は、句読点を減らすことや、文章の表現を変えてみてください。2文あったものを繋げて1文にしたり、といったことです。これで、ある程度は減らすことができます。それでも余るようでしたら、出来上がったレポートを要約することでいらなくなった部分を消してください。
具体的な書き方
・結論or意見→理由・根拠→結論or意見
・理由は抽象→具体
今回は「京都は観光が盛んだ」と主張したい場合で考えます。
結論→理由→結論
この順番が書きやすいです。
これは国語の論述問題や英語の長文問題でもよくあるパターンですが、文章の最初か最後に筆者の結論→理由や具体例、といった流れがあります。レポートを書くときはこの結論と理由の因果関係を意識してください。
最初に結論を書き、読者に今から理由を話す、と思わせる。このような理由から私はこう結論する、と書くことで文章の内容が脱線せずにシンプルにまとめることができます。
例文を使うと、
①京都は観光が盛んだ
②なぜなら外国人が多く来るからである
③だから京都は観光が盛んだ
といった構成になります。
理由は抽象→具体
これは、先ほどの順番と同じように考えてください。最初に大まかな理由を書いて、後から細かく肉付けの説明をすることで分かりやすくなります。
「外国人が多く来るからである」という理由を抽象から具体の順で述べると、
外国人が多く来るからである
→日本文化を代表する建物が多いため外国人は興味を持つからだ
といった書き方となります。
単純な構成でも説得力はある
以上が筆者が実践しているレポートの書き方です。
結論と理由、二つを意識すれば、文章に説得力がでます。
これはレポート以外でも、スピーチやブログでも同じように使うことができます。
困っている方は是非意識して書いてみてください。